世界保健機関の「Global status report on road safety 2023」によると、2021年の世界の交通事故死亡者数は推定119万人となり、2018年の報告数からわずかに減少しました。しかし亡くなる方の数は毎分2人を超え、1日あたり3,200人以上となっており、交通事故は依然として5歳の子どもから29歳の若者の主な死亡原因となっています。従って、交通安全は世界共通の課題であることに変わりありません※1。ブリヂストンも、タイヤメーカーとして安心・安全な移動を支えていくために、交通安全を重要な課題と捉えています。また、国連の持続可能な開発目標(SDGs)のターゲット3.6(世界の道路交通による死傷者数を半減させる)の達成に向けて、企業へも貢献が求められています。ブリヂストンは、交通安全が世界共通の課題であることを認識し、モビリティ分野に携わる企業として、交通安全は、グループの強みを活かして有意義な貢献ができる分野であると考えています。
ブリヂストンは安全を経営の基盤としています。安心・安全で快適な移動のためにはタイヤの適切なメンテナンスが重要であることから、「Bridgestone E8 Commitment」の「Ease より安心で心地よいモビリティライフを支える」の一環として、お客様や地域の方々にタイヤの安全点検などの安全啓発活動を実施しています。また、「Empowerment すべての人が自分らしい毎日を歩める社会づくり」につながる活動として、次世代に向けた交通安全や地域社会における生活の質の向上の重要性についても啓発しています。こうした教育活動は、ブリヂストンの交通安全活動の重要な特徴であり、インパクトアセスメントを活用して、その成果をより明確に可視化し、発信を行っています。さらには、従業員向けの交通安全教育も充実させ、バリューチェーン全体で安全への意識を高めることで、商品やサービスだけでなく、日々の業務を通じて交通安全に貢献しています。
2025年には、使用済みタイヤを活用して交通安全に貢献する事例が生まれ、タイヤの「使用」段階の安全性の確保にとどまらず、バリューチェーンの様々な段階にわたって安全への配慮が拡大していることが示されました。
これらの取り組みからさらなるシナジーを創出するため、2023年、ブリヂストンは交通安全活動を推進する国際NPO、Global Road Safety Partnership(GRSP)と協力して、グローバルで相乗効果を生み出すプログラム「ブリヂストン交通安全プログラム(BRSP)」を開始したほか、社内向けガイドを作成し、「Life is a journey. Let’s make it a safe one.」という交通安全に関するスローガンのもと、GRSPとの連携をさらに強化しています。日本では、交通事故による死亡者・重傷者ゼロの実現に向けた取り組みを進めるため、トヨタ・モビリティ基金が主催する業界横断型の「タテシナ会議」に参加しています。
Global Road Safety Partnership CEOからのメッセージ
Dave Cliff
ONZM MStJ.
GRSP CEO
2022年の国連宣言では、民間セクターのリーダーに対し、世界の交通安全向上に向けたさらなる協力を要請しました。同宣言では特に、安全な自動車の購入、ドライバーと車両の安全性、資金提供、バリューチェーンへの「セーフシステム」の原則の適用など、民間セクターが大きな役割を果たせる領域に重きを置いています。持続可能な開発目標(SDGs)のターゲット3.6は、2030年末までに交通事故による死傷者を半減させることを掲げており、そのためにはあらゆる領域での協調的な取り組みが必要です。ブリヂストンは創業以来、交通安全を提唱し、また行動でもそれを示してきたことで知られていますが、この宣言を支持することで、同社の交通安全へのコミットメントが一層強化されました。
GRSPの創設理念は、パートナーシップを根底に置いています。これには、民間セクター、市民社会、政府のそれぞれの声を集めて、根拠に基づく交通安全政策策定や取り組みを企画し、実行することが含まれます。2020年以来、GRSPはこのパートナーシップモデルに従ってブリヂストンと力を合わせ、交通安全の考え方と行動の両面でリーダーシップを発揮してきました。
私たちGRSPは、このパートナーシップを発展させながら、ブリヂストンの交通安全への熱意とイノベーションをサポートしていきます。この先も改善を続けるためには、インパクトを創出する持続可能なプログラムや方針を生み出していく必要があります。従業員の熱意を活かしてバリューチェーン全体で交通安全に取り組むことで、ブリヂストンが事業を展開する地域や、それ以外の地域も含む世界における交通安全の推進に大きく貢献していくことを期待しています。
2024年、ブリヂストンはNGOへの戦略的支援や従業員の参加機会の提供など、企業の積極的な姿勢が評価され、権威ある「Prince Michael International Road Safety Award」を受賞しました。
この受賞は、「Safer journeys and mobility for all(より安全な旅とモビリティをすべての人に。)」というブリヂストンの交通安全ビジョンに沿った、より安全なモビリティ、より安全な地域社会、より安全な道路、そして従業員の参加に焦点を当てた取り組みなどの、ブリヂストンの長期的なコミットメントを称えるものです。
Paul Choo
Chief Human Resources Officer, responsible for HR and CSR across
Bridgestone Asia Pacific, India, China (BSAPIC)
交通安全分野の最高の栄誉である「Prince Michael International Road Safety Award」を受賞でき、大変光栄です。ブリヂストンでは、お客様、そして地域社会に価値をもたらすことができるよう、絶えず努力しており、BRSP もその一環です。BRSP の下で行われる活動では、各コミュニティのニーズを考慮し、地域の道路利用者の日々の生活を向上させるために必要な交通安全活動を取り入れるようにしています。今回の受賞は、ブリヂストンが各地域のステークホルダーと継続的に協力していること、また次世代を担う若者に交通安全に関する教育を行うための革新的な戦略の策定に一丸となって取り組んでいることの証しです。
ブリヂストンは、2025年9月にマニラで開催された「Asia Pacific Regional Road Safety Conference」に参加しました。この会議は、アジア開発銀行、GRSP、及びAsia Pacific Road Safety Observatory (APRSO)が共同で開催したものです。当会議には、政府機関、開発銀行、NGO、民間セクターが一堂に会し、交通事故による死亡者数の削減、人命を救うための施策への資金調達について討論を行いました。会議では、ブリヂストンは民間セクターの視点を紹介するとともに、交通安全の推進においてパートナーシップが果たす重要な役割や、BRSPが世界の社会的インパクトへの大きな貢献について強調しました。
さらに、国際道路評価プログラム(iRAP)が開発し、ブリヂストンと社外パートナーのTransportologiがインドネシア語版の実証実験を支援した「Youth Engagementアプリ」が、当会議の場で紹介されました。また、BRSPの取り組みや交通安全活動のインパクトアセスメントプロセスは、Global Alliance of NGOs for Road Safety(GAONS)、B4SI、及びWBCSD Master Class など、様々なチャネルを通じて紹介されてきました。2025年には、これまで関与が難しかった顧客層へのアプローチの拡大やブランド認知度の向上といった具体的な成果をもたらしています。
ブリヂストンは、2022年7月、BRSPのもとで国連交通安全基金(UNRSF)へ2022年から2025年の4年間で総額100万ドル(約1億3千万円)の寄付を行うことを発表しました。UNRSFとのパートナーシップを通じて、ブリヂストンがグローバルで進める交通安全活動を強化し、交通安全に対する国際社会の期待に応えることを目指しています。
2025年は、28の国・地域で97件※2の交通安全に関する取り組み(うち81件は外部パートナーと連携※3、1,360人の従業員ボランティアが参加※4)を212,941人の地域の方々に対して実施※5しました。2025年にはGRSPとの協力のもと、16件の交通安全活動を取り上げて指標を設定し、活動のインパクトの評価を実施しました。
- ※1出典:世界保健機関「Global status report on road safety 2023」
- ※2活動数の集計方法は国や地域によって異なります。
- ※3外部パートナーとの連携集計方法は国や地域によって異なります。
- ※4従業員ボランティア数は延べ人数であり、一部活動では推計値を含みます。
- ※5活動による直接裨益人数を集計し、確認できた活動のみを対象としています。集計方法は国や地域によって異なります。
安全啓発活動「Think Before You Drive」(中南米)

ブリヂストン アメリカス インク(BSAM)が2005年に開始した安全運転の啓発活動「Think Before You Drive」は、教育プログラムや教材を通して交通安全の大切さを幅広い世代に再認識してもらうことを目指しています。ドライバーに向けてはシートベルトの常時着用、タイヤのアライメント調整やバランス調整など、安全運転に欠かせない基本的なルールを守ることの重要性を伝えています。
本活動は交通事故や危険運転を減らすことを目的に、大学や政府機関と連携し、子どもや学生、ドライバーの皆様を対象に教育プログラムを実施しています。2015年以降、メキシコ、コスタリカ、コロンビア、エクアドルで開催し、学生や家族での参加者は82,142人にのぼります。
例えばコスタリカで実施した「Think Before You Drive – Kids」では、公立小学校と連携し、包括的な交通安全教育プログラムを通じて、5歳から14歳の子どもたちの交通事故という深刻な問題に取り組みました。この取り組みは、生徒たちに基本的な知識と日常の場面で役立つ実践的なスキルを身に付けてもらうことで、事故のリスクを低減し、安全な行動を促進することを目的として実施しました。
BSAMは、教材の開発や、実際の交通環境をシミュレートしたバーチャルリアリティ(VR)活動を含む革新的な学習体験の導入を通じて、中心的な役割を果たしました。こうした没入型のセッションと双方向型のワークショップの組み合わせは、生徒の積極的な参加を促し、道路上での責任ある行動をとる重要性を理解する助けとなりました。
当プログラムは、教室での学習にとどまらず、学校や地域社会において交通安全を意識した行動が広がるきっかけを作りました。この取り組みは、より安全な環境づくりや、子どもたちと地域社会における交通安全への理解と意識向上に寄与しています。
参加者からのコメント:
とても楽しかったです。アクティビティもよく考えられていました。たくさんのことを学びました。楽しいだけでなく、多くのことも学べるので、他の学校や生徒たちにもお勧めします。ブリヂストンさん、このような機会を設けてくださり、ありがとうございました。」 — Francisco(小学5年生)
| 実績 |
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| インパクト (2025年) |
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従業員からのメッセージ
Beatriz Prado
ブリヂストン コスタリカ
品質マネジメントシステムチーフ
Think Before You Drive – Kidsへの参加は斬新な体験でした。子どもたちと一緒にアクティビティを行い、交通安全について子どもたちに教えるのは楽しかったですし、大切な知識を伝えて、子どもたちと確かなつながりを持つことができる貴重なチャンスでもありました。子どもたちが好奇心いっぱいの顔をして、安全についての重要なコンセプトを3Dビューワーを使って遊びながら学び、理解していく姿を見るのはとても面白かったです。ブリヂストンは革新的な技術を使って、意味のあるメッセージを伝えているため、こういったアクティビティを通して子どもたちが安全意識を高めていく姿を身近で見ることができ、誇らしい気持ちになりました。このような経験があるからこそ、次の世代にポジティブなインパクトをもたらすボランティア活動にこれからも参加したいと思います。
安全運転啓発活動「Teens Drive Smart」(米国)
BSAMは、公立学校と協力し、若者のドライバーが直面する重大な安全上の課題に取り組むことを目的とした「Teens Drive Smart」プログラムを実施しました。従来の運転教習とは異なり、当プログラムでは、10代の若者が運転中に遭遇する実際の状況に焦点を当てた、実証に基づいたカリキュラムを提供しています。
当プログラムでは、運転中の注意散漫、車のメンテナンス不足、緊急事態など、事故の一般的な原因を防ぐための実践的な学習と具体的な手法を重視しています。プロのレーシングドライバーが指導する体験型のセッションを通じて、参加者は命を救う知識を身につけ、道路上で責任ある判断を下す自信を培います。
ブリヂストンは、イベントの運営、カリキュラム教材の提供、専門機器へのアクセス確保において重要な役割を果たしました。この取り組みは、技術的なスキルだけでなく、10代の若者たちの間に安全文化と責任感を育み、教室での学びにとどまらない、日常の運転にも活かされる習慣を身に付けてもらうことを重視しています。
当プログラムは、革新的な教育と協働を通じて、若者のドライバーの安全確保と地域社会の保護にいかに貢献できるかを示す取り組みです。
| 実績 (2025年) |
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| インパクト (2025年) |
参加者の保護者44人に対して実施したアセスメントのスコア
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テネシー州ナッシュビル市長Freddie O'Connell氏からのメッセージ
コミュニティ、そして道路の安全を守るというブリヂストンのコミットメントを、私たちナッシュビル市も共有しています。ナッシュビルに住む有権者は2024年、市の歴史的な「Choose How You Move(移動手段を選ぼう)」交通計画を承認しました。より安全な移動に向け、ブリヂストンのようなパートナーの存在は、命を守り、全ての人の生活の質を向上させるための同計画の持続的な成果につながると確信しています。
Antioch Pike交通安全プロジェクト(米国)
BSAMは、ナッシュビル市交通局、Civic Design Center、及びNPOのWalk Bike Nashvilleと連携し、Antioch Pikeを歩行者、自転車利用者、自動車運転手にとってより安全な道路へと生まれ変わらせました。この取り組みは、2024年12月に発生した悲惨な事故を受けて開始されたもので、インフラの改善と交通規制措置の早期実施が急務であることを浮き彫りにしました。
プロジェクトでは、2日間にわたる戦略的な都市計画イベントを通じて、新たに自転車用レーンと防護柵を設置し、衝突のリスクを大幅に低減するとともに、全ての道路利用者にとってより安全な環境を整備しました。この取り組みのユニークな点は、使用済タイヤをレーンのデリネーター(視線誘導標)として再利用する革新的な手法を採用したことで、持続可能性と安全が両立し得ることを示しました。
ブリヂストンは、資金援助や設置用タイヤの寄贈に加え、新しいインフラの建設に積極的に参加する社員ボランティアを募るなど、極めて重要な役割を果たしました。従業員の参加によって、プロジェクトの実施が加速されただけでなく、地域社会との連携が強化され、道路における共通の責任に対する意識が向上しました。
その貢献が評価され、ブリヂストンはパートナーであるWalk Bike Nashvilleから、当取り組みにおけるリーダーシップと影響力に対して表彰を受けました。当プロジェクトは、協働、環境への責任、そして従業員のコミットメントが、より安全で持続可能な地域社会の実現に向け、有意義な変化をもたらし得ることを示しています。
| 実績 (2025年) |
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|---|---|
| インパクト (2025年) |
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ブリヂストン交通安全プログラム(インド)

ブリヂストン インディア プライベート リミテッド(BSID)は、交通安全に関する長期的な取り組みの一環として、「SATARK」プログラムを継続的に展開しています。当プログラムの下、BSIDは地方自治体や教育機関と連携し、特にヘルメット着用率が歴史的に低い地域において、若者や学生を対象とした意識啓発と交通安全教育に取り組んできました。
プログラムは、双方向型の教育セッションを通じて、交通ルールに対する意識を高め、知識を深めることを目的としています。2025年は、SATARKを商業車両の運転者(CVM)である学生が在籍する35校で継続し、教室での学習に加え、現場でのクイズや防御運転、一貫した交通安全行動といった参加型の活動を取り入れることで、理解を深めました。実践的な知識と行動変容に重点を置くことで、将来のドライバーに責任ある習慣を身につけてもらい、危険な運転行為を減らすことを目指しています。
ブリヂストンは、ボランティアの動員、教材の提供、Bridgestone Centre for Tyre and Road Safety Education (BTRASE)の施設を活用した体験型学習の支援を通じて、重要な役割を果たしています。SATARKプログラムは、単に知識を伝えるだけでなく、市民社会や学生の積極的な参加を促し、安全文化と道路上での責任の共有を育んでいます。
この長年にわたる取り組みは、継続的な連携と革新的な教育が、若者がより安全な選択を行い、より安全な地域社会の構築に貢献するよう後押しができることを示しています。
| 実績 (2025年) |
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|---|---|
| インパクト (2025年) |
アセスメント対象となった1,902人の参加者のスコア:
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「Bridgestone Road Safety School Project」(インドネシア)


ブリヂストン インドネシア(BSIN)は、学生や地域社会に影響を及ぼしている深刻な交通安全上の課題に対処するため、西ジャワ州ブカシ市において「ブリヂストン交通安全スクール・プロジェクト」を実施しました。同地域では、安全なスクールゾーンや歩行者用の横断歩道、そして交通規制対策の欠如といった複数の問題に加え、学生や住民の交通安全に対する意識の低さも課題となっています。これまでのインフラ整備では、歩行者の安全よりも車両が優先されてきたため、交通弱者にとってリスクが高くなっていました。
これらの課題に対応するため、BSINは社外パートナーのTransportologiや運輸省(DoT)、教育省(DoE)、公共事業省などの政府機関、及び地元の学校と連携し、交通ルールや歩行者の安全、責任ある移動をテーマとした、生徒と教師向けの双方向型教育セッションを実施しました。ワークショップやクイズを通じ知識の定着と積極的な参加を促しています。また、学校周辺の道路インフラ改良にも取り組み、教育と実践の両面から子どもたちにとってより安全な環境づくりを進めました。
ブリヂストンは、当プログラムの立ち上げと資金提供、ボランティアの動員、そして保有する技術的な専門知識を活かした効果的な施策の実施を通じて、重要な役割を果たしました。この取り組みは、教室での学習にとどまらず、課外活動や清掃活動を通じて地域社会の参加を促し、道路上での共通の責任に対する意識を高めました。
当プロジェクトは、協働と革新的な教育により、若者がより安全な習慣を身に付け、より安全な地域社会の構築の後押しができることを示しています。
| 実績 (2025年) |
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|---|---|
| インパクト (2025年) |
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- ※国際道路評価プログラム(iRAP)は、世界中の危険性の高い道路をなくして人命を救うことに尽力する登録慈善団体です。iRAPが開発したStar Ratingは、安全性のレベルを客観的に評価するものです。
パートナーからのメッセージ
Windu Mulyana
Road Safety Specialist, Transportologi
「ブカシ交通安全スクールプログラム」への参加は、データに基づくアプローチが、子どもたちの交通安全の向上にどのように貢献できるかを実証する貴重な経験となりました。プログラムでは、iRAPの学校向けスター・レイティングを活用し、学校周辺の主要なリスクを特定し、適切なインフラ整備を支援しました。その結果、学校周辺の安全レベルが大幅に向上し、生徒たちの通学路はより安全かつ誰もが利用しやすくなりました。この取り組みは、安全なスクールゾーンを構築する上で、民間セクター、政府、地域社会が連携することの有効性を示しています。
従業員からのメッセージ
Faris TRIYADHI (写真左端)
Plant Facilities 3S & Waste Management Staff, General Affair, Bekasi Plant
ブリヂストンの一員として、当社のサステナビリティの取り組みの一環である交通安全のボランティア活動に参加できたことを、大変誇りに思います。この意義深い取り組みを通じて、交通安全意識の向上を推進し、地域社会に直接貢献することができました。より安全で持続可能な未来を支えるために協力し合い、新たな気づきを得られた貴重な機会となりました。
子どもたちの交通安全意識向上に向けた「Bridgestone Road Safety Project」(タイ)

タイ ブリヂストン カンパニー・リミテッドは、NGOであるAIP Foundation※、政府機関、及び地元の学校と協力し、若者や学生が直面する深刻な交通安全上の課題に取り組んでいます。この取り組みは、若年層の交通事故率を低減し、学校周辺の安全インフラを改善することを目的として開始されました。
プロジェクトでは、双方向型のワークショップ、生徒向けのリーダーシップ研修、そして保護者や地域社会に向けた意識啓発キャンペーンなど、包括的な交通安全教育プログラムを実施しました。これらの活動は、知識の向上、安全行動の促進、そして道路上での責任ある文化の醸成を目的としていました。
ブリヂストンは、プログラムへの資金提供や共催、リソースの提供、そして学校での活動に従業員ボランティアが参加するなど、中心的な役割を果たしました。また、この取り組みでは、より安全なスクールゾーンの整備や交通施設の改修といった実用的な改善策も実施され、子どもたちにとってより安全な環境が確保されました。
当プログラムは教育面にとどまらず、若者のリーダーたちに安全を提唱する力を与え、地域社会の支援を結集させたことで、人々の姿勢や行動に目に見える変化をもたらしました。2021年に開始されたこの取り組みには、これまでにタイ国内の16校が参加し、4カ所で道路インフラの整備が完了しています。
| 実績 (2021~2025年) |
直接関与した人数は76,952人。内訳は:
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|---|---|
| インパクト (2025年) |
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- ※アジアとアフリカの脆弱なコミュニティを中心に交通安全の改善を目的とした活動をするNPO
道路の安全「Sicurezza」教育(イタリア)


ローマにあるブリヂストンテクニカル センター ヨーロッパ(TCE)、バリ工場、及びミラノ営業事務所は、イタリア赤十字社(ITRC)と協力し、若者の交通安全という重要な課題に取り組むため、包括的な教育・啓発プログラムを実施しました。
イタリアでは、2021年上半期から2022年上半期にかけて交通事故死亡数が24.7%増加しました。さらに残念なことに、こうした犠牲者の中で最も大きな割合を占めているのは、15歳から29歳の若者です。この憂慮すべき傾向に対処するため、ブリヂストンは2025年も、若者のドライバー及び「未来のドライバー」である10代の若者の教育に重点を置いた多面的プログラム「Sicurezza on the road」(道路の安全)を継続して実施しました。
本プログラムは学校での教育に加え、クイズや野外活動、インクルージョンキャンプなどの参加型の活動を組み合わせたものです。これらの活動を通じ、若者が交通安全を自分事として捉え、日常の行動につなげていくことを目指しています。インクルージョンキャンプでは、車両のメンテナンスやタイヤの安全性に関する実演を行うとともに、広報キャンペーンやソーシャルメディア上を通じて、より幅広い層への意識啓発にも取り組んでいます。
ミラノ、ローマ、バリのブリヂストン従業員が積極的にボランティアとして参加し、専門知識を共有してITRCのメンバーと共に活動を支えました。あるボランティアは次のように述べています。「こうした活動に携わることは、他者の生活を改善するだけでなく、私たち自身の生活も深く豊かにし、同時に目的意識と感謝の気持ちを与えてくれます。」
ブリヂストンの従業員ボランティア64人の参加とITRCとの緊密な連携により、当プログラムを通して地域社会との絆を深めることができました。
当プログラムの詳細はこちら(イタリア語のみ)をご覧ください。
| 実績 (2025年) |
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|---|---|
| インパクト (2025年) |
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パートナーからのメッセージ
Edoardo Italia
イタリア赤十字社副社長・赤十字青年ボランティア イタリア代表
ブリヂストンとパートナーシップを結んだことで、これからますますたくさんの人たちの心を動かせるようになります。ブリヂストンの技術支援を受けて作成した交通安全ツールキットは、交通安全の教育方法についてボランティアの知識を広げるのに役立っていくと思います。このパートナーシップのおかげで、今後の交通安全に関する課題にいつでも対処できる態勢が整いました。
ポズナンでの交通安全教育:「Think Before You Drive」と「It’s not a game!」(ポーランド)

ブリヂストンは長年、ポズナンで交通安全教育に力を注ぎ、若者のドライバーや特に幼い道路利用者の間でみられる重大な意識のギャップに取り組んできました。活動は、「Think Before You Drive」と「It’s not a game!」という、互いに補完し合う2つの取り組みを中心に展開されており、いずれも責任ある行動を促進し、道路上のリスクを低減することを目的としています。
「Think Before You Drive」
「Think Before You Drive」は2008年から実施されている中核プログラムで、3歳から9歳の子どもを対象としています。幼稚園で行われる「ブリヂストン・テストダミー」をキャラクターにした参加型ワークショップを通じて、基本的な交通ルールや安全習慣を、楽しい、参加型の手法で教えています。ゲームやクイズ、実演などの活動を通じて、子どもたちが安全に道路を横断する方法や信号の見分け方などを理解できるよう支援しています。また、視認性と安全性を高めるための反射材も配布しています。
「It’s not a game!」
「It’s not a game!」は「Think Before You Drive」を補完するプログラムで、運転免許の取得を目指す17~18歳の高校生を対象としています。2025年には、参加者が実際の交通安全上の課題を体験し、個人の行動が交通安全全体に与える影響について学ぶ体験型のイベントが実施されました。これらのセッションでは、現実的な責任と、全ての道路利用者を守る重要性が強調されました。
ブリヂストンは、専門知識と熱意を共有してくれた熱心な従業員ボランティアの支援を受け、両プログラムの運営において主導的な役割を果たしました。教師、保護者、参加者からのフィードバックでも、これらの活動が好影響をもたらしたことが示されており、ある参加者は次のように述べています。「これらの活動のおかげで、私の選択が自分自身の安全だけでなく、他者の安全にも影響を与えることを理解できました。」
| 実績 (2025年) |
「Think Before You Drive」
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|---|---|
| インパクト (2025年) |
「Think Before You Drive」
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南アフリカでの交通安全教育:「Brake & Tyre Watch」と「School Safety Talks」(南アフリカ)


ブリヂストン サウス アフリカ ピーティーワイ リミテッドでは、「Brake & Tyre Watch」と「School Safety Talks」という2つのインパクトあるプログラムを通じて、交通安全の向上に向けた取り組みを引き続き主導しています。プログラムはいずれも意識や知識における重大なギャップに対処するものであり、より安全な道路と地域社会を築くため、それぞれ異なるターゲット層を対象としています。
「Brake & Tyre Watch」
「Brake & Tyre Watch」は、大型車両が道路上での使用に適切で安全な状態であることを確保するため、交通関連職員の方々や運送業者の皆様に実践的な専門知識を身に付けてもらうことに重点を置いています。当プログラムでは、FleetWatch Magazineとの連携により、理論的な研修と無作為に選ばれたトラックの実地検査を組み合わせた2日間のワークショップを実施しています。これらのセッションでは、タイヤ、ブレーキシステム、照明、反射マークなど、車両の安全に関わる重要箇所を網羅しています。交通関連職員の方々に専門知識を身に付けてもらうことで、道路上での使用に適さない車両を特定し、安全の観点から走行を制限するための対応能力を強化しています。2025年には、複数の地域で数百名の担当者が研修を受け、取り締まり能力の強化と事前メンテナンスの促進が図られました。
「School Safety Talks」
「School Safety Talks」は「Brake & Tyre Watch」を補完するプログラムで、特に交通安全教育が十分に行き届いていない地域に住む高校生を対象としています。ブリヂストンの専門家はNPOであるWheel Wellと協力し、タイヤの安全に関する実践的なスキル、車両点検の方法、乗車時の安全行動について、参加型セッションを実施しました。実演と活発なディスカッションを組み合わせたこれらのセッションは、若者がドライバーになる前に、責任ある習慣の重要性を理解する一助となりました。教師や生徒は、このプログラムの実践的な内容に感謝を表明し、意識が高まったことや、学んだことを日常生活で実践したいという意欲が湧いたと述べています。
これらのプログラムは、プロの交通関連職員から将来のドライバーに至るまで、世代を超えて安全文化を育むというブリヂストンの姿勢を反映しており、協力と教育を通じて、南アフリカの道路を全ての人にとってより安全な場所にすることに貢献しています。
| 実績 (2025年) |
「Brake & Tyre Watch」
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従業員からのメッセージ
ブリヂストン サウス アフリカ
セールスオペレーションマネージャー;ホールセール
Chantel Baxter
私たちの交通安全活動は、南アフリカ全土において、全ての道路利用者の安全を守るため、教育、意識啓発、予防に重点を置いています。「Brake & Tyre Watch」イニシアチブでは、Metro Policeと緊密に連携し、安全かつ基準を満たしたトラック用タイヤを識別するとともに、事故防止においてタイヤの状態がいかに重要であるかを訴えています。また、学校とも連携し、児童・生徒に対し、幼い頃からタイヤの安全性、車両のメンテナンス、そして責任ある道路上での行動について話し合っています。
私たちの取り組みの根底にあるのは「Ubuntu」という理念です。これは「私は『私たち』があるからこそ存在する」という意味で、交通安全は共通の責任であり、私たちの行動が全ての人に影響を与えることを認識しています。
ファミリー交通安全パーク(日本)

日本における春の全国交通安全運動の期間に合わせて、4月8日は「タイヤの日」として定められています。ブリヂストンは「タイヤは生命を乗せている」を大原則とし、4月に交通安全への意識を高めるための多様な活動を展開しています。この期間を「安全点検活動強化月間」と位置付け、ブリヂストンタイヤソリューションジャパン(株)を中心に推進する『#TIRE SAFETY』活動の一環として、ブリヂストン全体で自動車、バイク、自転車に関する家族向けイベント「ファミリー交通安全パーク」を実施し、交通安全の啓発に努めています。
このイベントでは、幅広い世代が参加できる実践的な学びの場として、タイヤ安全点検(空気圧、摩耗、溝の深さ)、バイクの点検、ヘルメット着用や自転車の交通ルール、適切な空気圧管理などの体験型プログラムを提供しています。定期的な点検と交通安全の重要性を伝えるプログラムになっており、参加者からは「安全意識が高まった」「日常点検の重要性を理解した」といった声が寄せられています。
イベントは日本交通安全教育普及協会(JATRAS)、日本自動車連盟(JAF)、地元警察との協力のもとで実施されており、地域社会との連携の強化にもつながっています。また、この「ファミリー交通安全パーク」は秋の全国交通安全運動期間中にも開催しており、ブリヂストン全体で幅広い世代に向けた様々なモビリティに対する交通安全啓発活動を展開しています。
家族向けの楽しい体験と学びの場を組み合わせることで、ブリヂストンは交通安全に関する知識の普及と意識の醸成に努めています。
| 実績 (2025年) |
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|---|---|
| インパクト (2025年) |
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地域社会に根差した交通安全活動(日本)

ブリヂストンは日本全国に工場拠点を構える企業として、「タイヤは生命を乗せている」を大原則とし、地域ごとの交通安全ニーズや課題を解決するため、全国で交通安全活動を展開しています。これにより、地域社会への貢献を増やし、つながりを強化しています。
交通安全の課題は地域によって異なりますが、工場拠点地域では特に子どもなどの交通弱者の安全確保が重要なテーマとなっています。ブリヂストンの各工場拠点では、事故死傷者ゼロを目指し、交通弱者が自分自身を守るための安全意識を醸成する活動を行い、自転車及び歩行者シミュレータを活用した小学校への出張授業や、地域住民との交流を促進する工場イベントを通じて、受講者の年代に応じた交通安全プログラムなどを提供しています。
シミュレータを活用したプログラムでは、普段の生活環境や状況における事故の危険を予知する内容を学ぶことができ、受講者が自分事として捉えることにつながります。主な対象は小学生ですが、先生や親など大人も一緒に受講するケースが多く、幅広い世代に対して交通安全の重要性を訴求しています。
さらに、地元警察や自治体とも連携し、工場拠点周辺の交差点や横断歩道での立哨活動も行っており、地域社会に根差した交通安全活動を幅広く展開しています。
この取り組みは、幼い世代から安全意識を育み、地域社会における交通事故ゼロの実現に貢献するブリヂストンの想いを体現しているものです。
| 実績 (2025年) |
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二輪安全運転講習(日本)

安心・安全・快適・楽しいバイクライフを送ってほしいという考えのもと、ブリヂストンは様々な外部団体と共同で二輪の安全運転支援活動を行っています。
日本二輪車普及安全協会が主催する初心者ライダーや運転に不安があるライダーを対象とした、安全運転技術の向上と交通法規・マナー遵守を目的とした体験型二輪車安全運転講習会「ベーシック・ライディング・レッスン」において、ブリヂストンはタイヤ管理の重要性について展示・説明・講習を行い、足元から二輪車を楽しく安全に運転して頂くための啓発を行っています。2025年中には20回出展し、参加者365人のライダーに対して講習を実施しました。
また、若年層や初心者ライダー、中高年リターンライダーの事故低減・軽減を目的に、二輪用品ディーラーが主催する二輪車安全運転講習会「ナンカイ・ライディング・スクール」において、二輪タイヤのメンテナンスやタイヤ点検方法に関するレクチャーを行っています。この安全運転講習会では、安全運転講習インストラクター資格を持つブリヂストンタイヤソリューションジャパン(株)の従業員がボランティアとして全11回にわたり講師を勤めました。
これらの活動を通して、ブリヂストンはライダーの安全を確保することに貢献しています。
| 実績 (2025年) |
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| インパクト (2025年) |
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安全な道路の維持(リベリア)

ファイアストンナチュラルラバー(リベリア)は、2023年、リベリア国内の700マイル以上の道路と橋を維持するために120万ドルを投資しました。この道路整備プロジェクトは、地域の全ての人々が安全な道路や橋を利用できるようにすることを目指して行われています。
2017年、リベリアのハーベルにあるドゥ橋が崩壊して以来、ファイアストンナチュラルラバーはリベリア政府と協力し、重要なインフラの修復などを支援してきました。道路を整備することは、地元の学校に通う推定7,000人の生徒を含めたあらゆる年齢の人々に恩恵をもたらすと共に、雇用、医療、教育の確保に直結します。
高校生のための「交通安全教室」(オーストラリア、ニュージーランド)
ブリヂストン オーストラリア及びブリヂストン ニュージーランドは、両国における最大かつ主要な若者向けの交通安全教育機会である「Rydaプログラム」を提供するRoad Safety Education Limitedと連携して活動を行っています。Rydaでは、教室での多様な学習教材に加え、若者のドライバー及び同乗者向けにインタラクティブなワークショップを両国の各地域で開催しています。2025年は、781校から参加した延べ69,849人の学生に対して515回のワークショップを行い、道路上でより安全な行動が取れるよう、運転者及び同乗者としてのマナーやツールを含めた啓発活動を実施しました。
パートナーからのメッセージ
Maria Lovelock
CEO Road Safety Education Limited - provider of the Ryda program
私たちRydaは、交通安全に関する共通の目標である、道路上の命を守り、交通被害者を一人でも減らすために、皆さんと一緒に取り組んでいます。設立から25年を迎えたRydaは、次世代に対して交通安全に対する知識やスキルの習得を目的に設立され、これまでにおよそ90万人以上の生徒が参加しています。ブリヂストンの継続的な支援により、Rydaは、命がかけがえのないものであるというメッセージを学生に伝え、交通安全意識を高めることにつなげています。私たちは、ブリヂストンが、オーストラリア及びニュージーランドを含む世界各地で交通安全教育に貢献する重要なパートナーであると考え、その支援に感謝しています。
インド全土における視覚障がい者の交通安全のための支援活動(インド)
ブリヂストン インディア プライベート リミテッドが実施するこのプロジェクトでは、2024年に第一段階として、国内で選定した5つの地域に居住する1,027人の視覚障がい者を対象に、移動に必要とされる訓練と情報を提供しました。プロジェクトのインパクトを維持するため、5つの地域の16名のマスタートレーナーが、デリーにあるインド工科大学内のインド国立医療支援技術センター(National Centre for Assistive Health Technologies)において、4日間の集中合宿研修に参加しました。
2025年の第二段階では、8つの地域で1,012人の視覚障がい者に支援を届け、13名のマスタートレーナーを養成しました。
活動の目的は、参加者の方々が歩行や移動に自信を持ち、この支援プロジェクト後も自立して歩行可能となることです。交通安全とより安全な移動について総合的に理解してもらうため、このプログラムでは、交通安全と歩行ナビゲーションに関するマニュアルを作成しました。
さらにプロジェクトでは、参加者のニーズに応じて2週間から1カ月の白杖を使った移動訓練を開催しました。プロジェクトを通じて2,039人の視覚障がい者に白杖を配布したほか、視覚障害のある少女100人に、移動に役立つアプリを搭載したスマートフォンを配付しました。
タイヤのメンテナンス研修を通した交通安全啓発活動(韓国)

ブリヂストン コリアは、韓国国内、特に商用車ドライバーの間で実践的なタイヤメンテナンス教育が不足しているという課題に対処するため、Truck, Bus and Radial Family Channel(TBR FC)販売店及び自社の営業チーム、技術チームと連携しました。この取り組みは、タイヤのメンテナンスに関するドライバーの意識と実践を向上させることで交通安全の向上を図ることを目的とし、教育中心のアプローチから実践的な安全支援へと段階的に移行していくものです。
当プログラムは、実際の運転状況を反映した実践的なトレーニングを提供する「交通安全啓発活動」から始まりました。この段階で得た知見をもとに、ブリヂストン コリアは、現場での直接的な関わりを通じて実施される体験型のタイヤ点検プログラム「タイヤチェックサービス」を導入しました。同社はまず、子どもたちや施設職員のより安全な移動を支援するため、ソウル及び京畿地域の児童福祉施設でこのサービスを実施し、その後、より幅広い層のドライバーが利用できるよう、高速道路の休憩所にもサービスを拡大しました。
| 実績 (2025年) |
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移動格差の解消:BuBuシェアリングサービスで地方でのアクセスを改善(台湾)
ブリヂストン台湾は、2018年からBuBuシェアリングイニシアチブを支援しています。これは、起伏の激しい地形、劣悪な道路状況、人口密度の低さにより公共交通機関の利用が制限されている台湾の僻地における移動手段の課題を解決するための取り組みです。ブリヂストン台湾はタイヤの寄贈を通じて、住民のためのより安全で信頼できる移動手段の確保に貢献し、教育、医療、雇用といった生活に必要なサービスへのアクセスをサポートしています。
台湾交通部が開始したBuBuシェアリングプロジェクトは、地元ドライバーや非営利団体と連携し、多種多様な車両を活用することで、予約をベースに目的地までのライドシェアサービスを提供する、住民本位のフレキシブルな輸送サービスです。ブリヂストン台湾は2021年に政府から任命された民間団体Din Han Engineeringと提携し、この活動をさらに強化しました。同プロジェクトはその後、進化する範囲とインパクトを反映する形でHappiness Bus 2.0 Projectに改名されています。
| 実績 (2024年11月~2025年10月) |
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「Bridge to Knowledge」キャンペーン(ベトナム)

ブリヂストン タイヤ セールス ベトナム リミテッド ライアビリティ カンパニー(BTSV)は、商品、サービスや様々な取り組みを通じて地域の安心・安全な暮らしを支えています。ベトナムでは、雨季に洪水が多発する地域で多くの木製の橋が老朽化し、通勤や通学の安全が懸念されています。BTSVは、「Bridge to Knowledge」キャンペーンを展開し、10年間にわたり国内で橋を建設し、メンテナンスを行うことを目指しています。
2025年は、新たに1本の橋を建設し、2025年末時点でプロジェクト開始時から延べ12本の橋の建設が完了しました。この新しい橋は、学生150人以上を含む400人以上の人々に利用されており、子どもたちは安全に登校できるようになり、住民も荷物の運搬がより便利になるため、地域経済と地域社会の生活の双方が向上します。ブリヂストンは、「最高の品質で社会に貢献」という使命とBridgestone E8 Commitment、特に「Empowerment」と「Ease」に沿って、これからも社会に貢献し続けていきます。
マレーシアサインズ大学との連携による交通安全意識の啓発活動(マレーシア)
2025年1月から10月にかけて、ブリヂストン マレーシア(BSTM)は、マレーシアサインズ大学(USM)及びBoon Siew Hondaと連携し、マレーシアの学生が直面する交通安全上の課題に取り組みました。この取り組みは、学生が安全かつ責任を持って道路を利用するために必要な知識とスキルを身に付けることで、交通事故や怪我を減らすことを目的としていました。
当プログラムは、全ての人にとってより安全な道路と移動手段の促進に焦点を当て、歩行者の安全、自転車利用の意識向上、そして責任ある運転行動といった主要テーマを取り上げました。交通安全への意識を高め、若者の道路利用者による責任ある行動を促すため、双方向型の研修セッションやプレゼンテーションが実施されました。プログラムは、ペナン州及びセランゴール州の大学や提携施設など複数の会場で開催され、BSTMリーダーシップチームの支援のもと、BSTMの従業員が積極的に参加しました。
この連携を通じて、BSTMは交通安全へのコミットメントを強化し、次世代の間に安全と責任の文化を育むことで、Bridgestone E8 Commitmentを推進しました。
| 実績 (2025年) |
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交通安全デー(ハンガリー)
ブリヂストン タタバーニャでは、2024年8月に毎年恒例のブリヂストン交通安全デーのイベントを行い、従業員やその家族が教育体験に参加しました。
当日は、交通安全意識向上を目的とした様々なアクティビティを実施しました。参加者は、横転事故や飲酒運転を疑似体験できるシミュレータを体験し、安全運転の大切さを再認識しました。また消防士の実演では、衝突事故からの救助など、実際の救助活動を再現し、参加者に強い印象を残しました。
ミニ交通サーキットでは、子どもたちが電動ミニカーを運転し、交通安全について、楽しく、インタラクティブな形で学ぶ機会となりました。地元警察もこのイベントに協力し、ルーレット盤のゲームや交通安全の参考になる教材の提供など、イベントの教育価値向上に貢献しました。
このイベントは地元の主要新聞で記事として取り上げられたため、交通安全デーのメッセージは多くの人に届きました。交通安全デーは、道路上、そして道路以外の場所でも安全文化を育成するというブリヂストンのコミットメントを具現化したものであり、およそ2,300人の参加者の心に残る経験となりました。
交通安全ヒーローになろう(英国・アイルランド)
ブリヂストンUKリミテッドは、英国・アイルランドで自動車のタイヤと道路の接地面の大きさを示すサイズのポストカードを使った革新的な交通安全キャンペーンをドライバー向けに実施しました。ポストカードには、タイヤの溝深さ・空気圧・状態を簡単に点検する3点チェックの概要も記載されており、ドライバーにタイヤを定期的に点検するよう促すチェックシートになっています。ポストカードは、英国とアイルランド各地で開催されたタイヤの安全点検イベントにおいて配付され、ブリヂストンの施設や高速道路のサービスエリア、自動車愛好家のイベントなどでも配布されました。従業員は、タイヤ販売店と協力して、多くの点検を実施しました。このイベントの目的は、自分のタイヤ点検だけでなく、家族や友人の車も点検し、安全点検を伝えるメッセージと共に、カードに書かれた安全知識を伝えることにあります。ポストカードを渡して他の人にもタイヤの点検方法を教えることで、「ブリヂストンの交通安全ヒーロー」になれるというものです。ポストカードとタイヤの安全に関するメッセージは、デジタルでも配布・宣伝され、英国とアイルランド全土で開催されたタイヤ安全推進活動とも時期が重なったことから、本キャンペーン期間中には、合計3,000枚以上のカードが配布され、推定で7万人が目にすることになりました。両国全土に及ぶこの活動には、15人の従業員に加え、ディーラーのスタッフもボランティアとして参加しました。
自転車交通安全講習(日本)

2017年に「自転車活用推進法」が施行され、電動アシスト自転車の普及と相まって、保育園などの送迎、高齢者の自動車から自転車への乗り換えやデリバリーサービスの普及など、自転車の利用機会が多様化しています。このような変化に伴い、新たな自転車の交通安全に関する課題が浮き彫りとなっています。
ブリヂストンサイクル(株)は、日本における自転車業界の一企業として、全国の自治体、学校、警察署と連携し、未就学児からファミリー層、高齢者まで、各ライフステージに応じた自転車交通安全講習を実施しています。自転車の安全な乗り方や、実際の自転車事故現場での考察をもとにした危険予知トレーニングを取り入れ、交通安全ルールの学習機会を提供しています。2025年には7,800人を対象に76回の自転車交通安全講習を実施しました。講習会で得た知見をもとに、交通安全啓発動画を制作しています。
また、交通事故死傷者ゼロの実現に向けて、トヨタ・モビリティ基金が主催する業界横断型の「タテシナ会議」に参加しており、自動車メーカーや保険会社などと連携し、児童や自転車の交通事故死傷者ゼロに向けた他業種との実証実験にも参画しています。警察庁や国土交通省、全国自治体とも連携し、官民一体で政策視点から協働しています。この取り組みの一環として、2025年に同社は保護者向けに自転車の安全なルールや乗り方に関する教育用動画を制作し、保育園や幼稚園にチラシを配布するとともに、動画をYouTubeで公開することで、保護者の安全意識の向上を図りました。
ブリヂストンサイクル(株)は、地域の困りごとに応じた自転車交通安全講習の実施と共に、自社の活動だけでは達成できない交通事故死傷者ゼロの実現に向けて、積極的に官民・他業種との連携を図り交通安全啓発活動に取り組んでいます。
高齢者向け交通安全講習「Good Driver Lesson」(日本)

日本では高齢化社会を迎え、高齢ドライバーによる事故が増加しています。ブリヂストンは、NPO法人グッドドライバー・レッスンが主催する高齢者向け交通安全講習「Good Driver Lesson」に、自動車メーカーや保険会社、地域カーディーラー、自治体、地元警察などと共同で参画し、高齢ドライバーの事故防止を目的とした体験型講習を実施しています。2025年は合計9回の講習に参加し、延べ337人が体験しました。この講習では、“安全な運転”のために必要な身体機能や認知機能を考慮し、高齢者を対象に体験型レッスンを開催し「車は単なる便利な道具ではなく、運転はとても楽しい」ということを伝えることで、不幸な事故を未然に防ぎ、これからも『安全・楽しく・快適』なカーライフを楽しむ手助けをすることを目指しています。ブリヂストンは、この講習の中でタイヤの安全に関する講義を担当し、摩耗したタイヤの危険性や空気圧点検などタイヤ点検の重要性について啓発活動を行っています。








