ニュースリリース

ブリヂストングループ「環境宣言」をリファイン

2011年5月20日
No.81
 株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、2009年に定めたブリヂストングループ「環境宣言」をリファイン致しました。これは、当社の長期的な環境活動の方向性を明確にし、シンプルでわかりやすい表現に変更することで、グループ・グローバル全体の環境意識を更に高めることにより、持続可能な社会の実現に向けた取り組みの強化につなげることを目的としています。なお、このリファインという言葉には、これまで築き上げてきた財産をさらに磨き上げるという意味を込めております。詳細は以下の通りです。

  1. 長期的な環境活動の方向性を明確化
    当社は、「自然と共生する」ために、「資源を大切に使う」技術を開発・活用し、喫緊の課題である地球温暖化に対して「CO2を減らす」ことに誠実に取り組んでいきます。「持続可能な」社会の実現に向けて主体的に取り組んでいくために、当社が特に重要と考える「3つの社会の実現(自然共生社会、循環型社会及び低炭素社会)」に向けた、当社の長期的な環境活動を明確にしました。

  2. 表現のシンプル化
    グループ・グローバルの従業員一人ひとりの活動に結び付くように、長期的な環境活動のコンセプトをアイコン化し、言葉使いをシンプルにして「環境宣言」をわかりやすく表現しました。

 当社は、「環境宣言」の中で、「未来のすべての子どもたちが『安心』して暮らしていくために・・・」 という当社の変わらない思いをうたっており、それを実現するための環境経営活動の基本姿勢として、具体的な「3つの領域」※1とそれらを支える「2つの基軸」※2を明確に示し、更に上の環境経営活動を推進しています。

 今回のリファインで、従来からある「3つの領域」と「2つの基軸」に加え、「3つの社会の実現」という長期的な環境活動の方向性を明確化したことで、当社の事業領域の広がりを踏まえた多様性ある環境経営活動をより一層強化できるものと考えております。

「環境宣言」全文につきましては以下の資料をご参照下さい。

※1 当社グループの事業活動そのものである「商品・サービス」と「モノづくり」、本業以外の分野での活動を表す「社会貢献」の領域を示します。

※2 「3つの領域」での活動を支え、継続的に改善していく基盤としての「環境マネジメントシステム(TEAMS)」と「環境コミュニケーション」を表します。


■2006年11月「中期経営に関する基本的な考え方」発表後の主な対外発表の位置付け
2010年以前の対外発表は除いています。
最終目標:タイヤ会社・ゴム会社として「名実共に世界一の地位の確立」を目指す

経営の基本方針:
1. 「更に上」を常に目指して、全ての製品・サービスで世界最高を目指す
基本戦略
(発表年 月 日)       主な対外発表
(1)戦略商品群への
積極的なリソース
投入
1. タイヤ
戦略商品
2011.01.24  『BATTLAX RACING R10』新発売
2011.02.14  『BATTLAX BT-601SS Wet(YEK)』新発売
2. 環境対応
商品・事業
2011.04.01  「REGNO GR-XT」30サイズ追加発売
3. 多角化事業 2011.03.07  ポーランドに太陽電池用接着フィルムの生産を決定
(2)基礎戦闘力の向上
(材料技術・生産技術)
 
(3)総合的企業活動の強化
2011.02.17  「B・フォレスト エコピアの森 防府」プロジェクト開始
2011.02.24  インドネシアで天然ゴムの共同研究推進に基本合意
2011.02.28  「第20回地球環境大賞」経済産業大臣賞を受賞
2011.04.01  第8回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール受賞作品を発表
2011.04.21  環境省より「エコ・ファースト企業」に認定
2011.05.11  彦根工場にビオトープを設置
2011.05.13  「B・フォレスト エコピアの森」プロジェクトの活動を拡大
2011.05.18  「B・フォレスト エコピアの森 彦根」プロジェクト開始
2011.05.20  ブリヂストングループ「環境宣言」をリファイン
2. 長期戦略を明確化し、事業領域の統合・拡大を推進する
 
3. 戦略的事業ユニット(SBU)制で真のグローバル企業を目指す
  2011.04.04  モロッコにタイヤ販売会社を設立、営業を開始
4. 「中期経営計画」を核に、全体最適のグループ経営を目指す
 

one team, one planet ブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。
その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。
未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。

eco-Activities ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク
Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。

本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第1課TEL:03-3563-6811
<お客様>お客様相談室TEL:0120-39-2936
 
以上