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防災や災害支援に関する取り組み

ブリヂストンは、自然災害により被災された地域の方々への支援を使命の一つと考え、被災状況や被災地のニーズに応じて、様々な復興支援を行うと共に、被災された方々や地域の一日も早い復興を心より願っています。

2025年は、7の国と地域で26件※1の活動(うち17件は外部パートナーと連携※2、300人の従業員ボランティアが参加※3)を5,100人の地域の方々に対して実施※4しました。

  1. ※1活動数の集計方法は国や地域によって異なります。
  2. ※2外部パートナーとの連携集計方法は国や地域によって異なります。
  3. ※3従業員ボランティア数は延べ人数であり、一部活動では推計値を含みます。
  4. ※4活動による直接裨益人数を集計し、集計方法は国や地域によって異なり、確認できた活動のみを対象としています。

ブリヂストングループの主な支援内容

時期 案件 ブリヂストングループの支援内容
2024年 能登半島地震(日本)
  • 1,000万円
2023年 令和5年7月豪雨(日本・九州)
  • 1,000万円
2023年 トルコ・シリア地震
  • 100万ユーロ
2022年-2025年
(計4回)
ウクライナ避難民学生・留学生への支援
  • インターンシップ:29名
2022年 ウクライナへの人道支援
  • 約5億円※1
スクロール
  1. ※11ユーロ=128円、1ドル=117円で換算

支援活動

災害救援活動(タイ)

タイ ブリヂストン カンパニー リミテッド(TBSC)はMirror Foundationとタイ国内のグループ会社の従業員と連携し、金銭的な寄付を通じて2件の災害救援活動を実施し、人道被害や自然災害による被害への対応に取り組みました。これらの取り組みでは、タイ・カンボジア国境沿いでの衝突や、ソンクラー県での深刻な洪水被害の影響を受けたコミュニティに対し、迅速な支援を提供しました。
取り組みは、国境地帯のコミュニティでは2025年7月から8月にかけて、ソンクラー県では2025年11月から12月にかけて実施され、TBSCは信頼できる現地のパートナーと協力し、被災したコミュニティに迅速かつ効果的な支援を提供しました。

実績
(2025年)
  • タイ・カンボジア国境沿いでの衝突の影響を受けたコミュニティを支援するため122,856タイ・バーツを寄付
  • ソンクラー県の洪水被災地域を支援するため68,441タイ・バーツを寄付
  • ブリヂストン従業員76名が寄付者として参加
  • 14万7,370世帯以上に支援を届け、46万5千人以上の被災者に支援を提供

洪水被害を受けたコミュニティへの支援の手(ベトナム)

ブリヂストン タイヤセールス ベトナム カンパニーリミテッドは、2025年にベトナムで発生した深刻な洪水被害による緊急の人道支援ニーズに対応するため、Vietnam Fatherland Front Committee及び現地のディーラーネットワークと連携し、災害救援及び災害後の移動支援活動を実施しました。これらの活動は、被災地域の復興を支援し、安全な日常の移動手段を回復させることを目的としていました。

取り組みは、ダクラク省、カインホア省、ザライ省の洪水被災地域において、2025年12月に地元の自治体、従業員、労働組合代表との連携のもと実施され、復興期間中、被災世帯や学生を支援し、洪水被災地域における日常生活の安定と教育へのアクセスの確保に貢献しました。

実績
(2025年)
  • 被災地の復興支援に向け、3億2千万ベトナム・ドンを寄付
  • 洪水被災地域の学生に、総額5千万ベトナム・ドン相当の生活必需品900セットを配布

リオ・グランデ・ド・スール州における洪水災害への支援(ブラジル)

2024年春、ブラジル南部では豪雨による大洪水が発生しました。最も被害が大きかったリオ・グランデ・ド・スール州の公式発表によると、2024年6月までに、死者173人、行方不明者38人、負傷者806人に加え、住居を失った人の数は423,486人に上り、18,854人が避難所での生活を余儀なくされました。サンパウロのブリヂストン従業員は、ペットボトル入りの飲料水や食料、衣類を集め、被害を受けたお取引先様に届けたほか、復興・清掃活動の支援として5万ブラジルレアルを寄付しました。

ハリケーン「Helene」被災地への支援(米国)

2024年9月26日、5段階中2番目に強力なカテゴリー4の大型ハリケーン「Helene」がフロリダ州のメキシコ湾岸地域に上陸し、強風と豪雨で命や住宅が奪われ、多くのビジネスが営業停止を余儀なくされました。ブリヂストンの従業員は 、停電中の生産工場を避難所として利用する同僚のために、電力を供給するための燃料を届け、食料、ペットボトル入りの飲料水、衣類に加え、復興・清掃活動の支援として3万ドルを寄付しました。

「We Move to Help Valencia」支援プロジェクト(スペイン)

2024年10月末にバレンシア州に住む多くの人と地域のインフラに多大な被害をもたらした「DANA」の豪雨による被災者・地域を支援するため、ブリヂストンの従業員は、「We Move to Help Valencia」と名付けたプロジェクトを開始しました。同プロジェクトの実施においては、迅速な対応を提供するためにアジャイルマネジメント(機動的な運営)が活用されました。具体的な取り組みは以下のとおりです。

・緊急に必要とされる農業用及びオフロードタイヤの寄付:ブリヂストンはお客様へ14本のオフロードタイヤと12本の農業用タイヤを提供しました。

 
 

・赤十字と協力した寄付サイト経由の資金援助:従業員とブリヂストンからの資金援助として、合計で50,962ユーロを寄付しました。赤十字は、この寄付金を使って、豪雨「DANA」の被災地支援を行いました。

 

・ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー(BSEMEA)のマドリード事務所は、顧客企業であるONTIMEと協力して、長靴、暖かい衣類、ミルクなどの必需品を集めました。従業員からの寄付品の輸送については、ONTIMEが担当し、からの寄付のほか、BSEMEA本社も長靴80足を寄付しました。

 

・地域と深いつながりを持つ4人のブリヂストン従業員が、泥の清掃や被災地に必需品を配付する物流支援を行いました。

 
 

洪水・土砂災害救援活動(インドネシア)

2025年11月下旬に発生したインドネシアのアチェ及びスマトラ地方を襲った大規模な洪水と土砂崩れを受け、ピーティー ブリヂストン タイヤ インドネシア(BSIN)は、アチェ、北スマトラ、西スマトラのコミュニティを支援するため、共同での災害救援活動を実施しました。

BSIN、労働組合、従業員協同組合、Mosque Management Committee(DKM)、及び従業員からの個人寄付を通じて、総額約2億9,590万ルピアの寄付金が集まりました。この寄付金は慈善団体「Dompet Dhuafa」を経由して拠出され、2025年12月から配布が開始されました。

支援は3,000人以上に届けられ、緊急仮設校舎、仮設住宅、保健サービスセンター、清潔な水と衛生施設、共同炊事場、生計回復支援、ならびに食料や生活必需品の配布などの支援が行われました。寄付品の調整・配布には、計25名の従業員も携わりました。

支援を受けたコミュニティからは以下のようなコメントが寄せられました。

「仮設避難所のおかげで、数週間にわたる避難生活を経て、私の家族はようやく安心して体を休め、回復できる場所を得ることができました。」(洪水被害を受けたアチェ州の住民)

「きれいな水を利用できるようになり、洪水後の日常生活が大幅に改善されました。」(北スマトラ州の住民)

コミュニティから寄せられた意見から、今回の支援が大きな効果をもたらしたことが明確になりました。支援を受けた人々からは、復興期間中に安全な避難所、食料、清潔な水、そして生活に必要なサービスを利用できたことに安堵の声があがっています。

この救援活動では、ブリヂストンの社会的責任へのコミットメントに従い、2025年にインドネシアで発生した最も深刻な自然災害の一つによって被災したコミュニティを支援するため、BSINのステークホルダーが共同で取り組みを行いました。

令和6年能登半島地震による被災者・被災地への継続的な支援(日本)

2024年1月、石川県能登地方で最大震度7(マグニチュード7.6)の地震が発生し、甚大な被害がもたらされました。被災者への支援や被災地の復旧・復興のため、日本赤十字社などをはじめとする団体に対して、ブリヂストンは1,000万円、従業員募金制度「BSmile募金」から50万円、労使合同募金として約300万円を寄付しました。さらに、災害備蓄品やスタッドレスタイヤ・ホイールセットの提供、救急車・消防指揮車向けタイヤの寄贈、被災タイヤショップへのサービスカー貸与など、多様な支援活動を実施しました。

また、2025年には、全国の工場拠点周辺で展開している出張授業を特に被害の大きかった石川県でも開催しました。子どもたちが安心して学びや成長に向き合えるよう、心のケアや前向きな気持ちを育むことにも重点をおいて、環境ものづくり教室とグローバルコミュニケーション教室を実施しました。

今後も、ブリヂストンは地域社会への貢献活動を継続してまいります。

  1. 出張授業の詳細は「小中学校への出張授業」をご覧ください

従業員募金制度を通じた災害復興支援(日本)

従業員募金制度「BSmile募金」では、従業員が自ら取り組む社会貢献活動や、社会課題の解決に取り組む外部団体への支援を行っています。環境保全、障がい者支援、地域活性化イベント開催など、幅広い活動が展開されており、防災や災害支援に取り組む従業員も複数います。

会社主催の活動参加をきっかけに支援団体を立ち上げた従業員や、地元NPO団体や地域住民の方々と連携し、地域に根差した支援活動を続けている従業員もいます。
ブリヂストンは、従業員とともに地域社会の課題に寄り添い、持続可能な支援活動を推進してまいります。

従業員からのメッセージ

株式会社ブリヂストン 赤石 康次 (小平そっこう隊 代表)

自身としては東日本大震災後の会社主催の復興支援活動をきっかけに活動スタートしました。その後、当時一緒に活動したメンバー達と2017年に本団体を立上げ、活動を引き継いでいます。年々増えつつある自然災害は、いつ自分の身に降りかかってきてもおかしくありません。日本各地で発生した自然災害現場に積極的に足を運び、現地の人々に寄り添いながら一緒に活動しています。少しでも復興に役立つかぎり、活動を継続していきます!