スペシャルコンテンツ BATTLAX HYPERSPORT S21グローバル試乗会レポート　前編

アブダビ（アラブ首長国連邦（UAE）の首都）のヤスマリーナサーキットにおいて、去る2月1日に全世界同時発売されたBATTLAX HYPERSPORT S21のグローバル試乗会が開催されました。
この試乗会は、世界中からトップレベルの二輪ジャーナリストをお招きし、ヤスマリーナサーキットでBATTLAX HYPERSPORT S21の性能を体感してもらうものです。日本からは日沼諭史様、丸山浩様、宮崎敬一郎様、和歌山利宏様が参加され、日本グループはスペイン・ポルトガル・アメリカのジャーナリストと一緒に走行しました。

ヤスマリーナサーキットはアブダビ郊外のヤス島内のヤス・マリーナを囲むようにして建設されており、ボートやクルーザーで直接アクセスできるようになっています。

また、サーキットに併設されているヤスヴァイスロイアブダビホテルはコースの一部をまたがるように建てられており、宿泊している部屋からコースを走るマシンを見ることができます。同様にホテルのレストランでは、テラス席からコースを眺めながら食事ができます。

試乗会に先駆けて、サーキット内のプレスルームにて商品プレゼンテーションが行われました。会場にはBATTLAX HYPERSPORT S21を装着したHonda CBR1000 RRが展示され、雰囲気を醸し出します。
ブリヂストンヨーロッパ（BSEU）の販売責任者：ニコからグローバル試乗会の趣旨説明があり、その後BSEUマシューが商品説明を行いました。

このBATTLAX HYPERSPORT S21は、スポーツカテゴリータイヤとして好評だった前モデルBATTLAX HYPERSPORT S20 EVOの後継商品として発売されました。最大の特徴は、ブリヂストン独自の開発技術ULTIMAT EYE（アルティメットアイ）™を採用してタイヤの形状やパタンデザインなどを設計したことです。

ULTIMAT EYE™は、本来なら見ることができない高速走行時の"タイヤの接地面"を見ることができる技術です（可視化に成功）。データを入力することで様々な走行シーンを再現し、最高速度400km/h、最大バンク角60度まで計測可能です。このULTIMAT EYE™により、タイヤの摩耗の原因"すべり域"を発見、"すべり域"を減らすパタンデザインと形状にすることでS20 EVOに比べて摩耗ライフが30％向上しました。