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スペシャルコンテンツ ウエット走行の常識が変わる!
二輪車用タイヤで世界初搭載の技術「パルスグルーブ」とは

2021年2月発売となった「BATTLAX SPORT TOURING T32」が注目を集めています。
この「T32」は2018年に発売した「BATTLAX SPORT TOURING T31」の後継モデルでありながら、まったく新しいコンセプトで開発されたツーリングタイヤです。

その理由は、二輪車用タイヤとして初めて搭載されたブリヂストン独自の技術「パルスグルーブ」にあります。「パルスグルーブ」はウエット走行時の性能を高める新技術ですが、いまひとつ、この技術がどのようなものか、何がすごいのかよくわからないと思われる方もいらっしゃると思います。

そこで、今回の記事では、この「パルスグルーブ」について、何がすごいのか、これまでとどう違うのか、どんなメリットがあるのかについて開発者の原田陽一(株式会社ブリヂストン タイヤ開発第4部門 MCタイヤ設計第2課)の話も交えてご紹介いたします。
パルスグルーブってなに?



「パルスグルーブ」とは、ブリヂストンが独自に開発した技術です。自動車用タイヤに搭載されていた技術ですが、二輪車用タイヤでは初。すなわち「BATTLAX SPORT TOURING T32」は「パルスグルーブが搭載された世界初の二輪車用タイヤ」です。

ー「新しい二輪車用タイヤをつくりたいと思った」

と原田は言います。

事実、このパルスグルーブは、これまでの二輪車用タイヤにはない発想の「溝」の考え方にあるのです。
一般的にタイヤの溝は、ウエット路面の水を排出することで、きちんと路面とタイヤが接地するようにし、タイヤのグリップ力を引き出すためについています。
タイヤの溝の役割の一つである「排水する」ということに関して、一般的なタイヤの溝は、溝の幅が一定であったり、なだらかに変化したりするように設定されています。
これに対し、T32のパルスグルーブは、ご覧のように、一つの溝の中にも幅が太いところと細いところがあり、脈を打つような形状となっています。さらに溝幅が太いところの溝底部分には「ディフレクター」と呼ばれる「島」を設置しています。
パルスグルーブとディフレクターがあるT32よりも、一般的なタイヤの溝のほうが、スムーズに水が流れて排水性が高いと思われますが、実は、そうではないと原田は言います。

ー「従来のストレートの溝の中を流れる水は、水の流れが中央に集中し、それを頂点とした三角形のような形状となります。つまり、三角形の頂点と両サイドでは水の流れが変わってしまい、排出する水流の速さにばらつきが生じているんです。」

一方、パルスグルーブでは、その特徴的な"インゲン豆のような形状"により、排出する水流の速さやばらつきを解消しています。
ー「水がディフレクターにぶつかることによって水流の先端が平らになります。平らになるということは水の流れる速さが同じということですから、ストレート溝のように水流の速さにばらつきがありません。」

パルスグルーブは日本語で「脈動溝」。つまり、この脈打つような溝の曲線によって水がより効率的に流れるようにすることで、接地面内に入り込んでくる水を効率よく排水できる、これがパルスグルーブの最大の特徴なのです。

ー「T32にパルスグルーブを搭載することで、排水性能を向上することができましたが、更に路面との接地面積を増加させるために、ULTIMAT EYE™(アルティメット・アイ:シミュレーションと計測でタイヤの接地面を"見る"ブリヂストンの独自技術)を活用し、試作を繰り返すことで、T31対比13%接地面積を増加させることに成功しました。その結果、雨天走行時のタイヤの急激なスリップ率の増加を抑制することができ、ウエット時のトラクション性能が向上しました。ブレーキ性能もパルスグルーブと溝比率UPの効果により向上しました。」
この図はT31 とT32のウエットトラクション性能を比較したものです。
距離に対して、T31は急激にリアタイヤの回転速度(輪速)だけが上昇しています。これはT31のリアタイヤが早い段階から空回り(スピン)しているのに対し、T32は、スピンの発生が遅く、路面をしっかりと捉えていることを示しています。
排水の実力を検証 



コンピューターシミュレーションを用いて、ウエット路面を走行した時の接地面周辺の水圧分布を計算した図
一般的にウエット路面を走行した時に、タイヤは路面上の水を周囲に排水しながら進むことで路面とのグリップを確保できます。この排水がうまく行えないと、水がタイヤと接地面の間に留まり、薄い水の膜を形成してグリップを失ってしまうハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。
すなわち、路面上の水を効率的に排水することができれば、接地面に水がたまりにくくなり、きちんと接地させられるようになるのです。

この図は、コンピューターシミュレーションを用いて、ウエット路面を走行した時の接地面周辺の水圧分布を計算したものになります。色が濃い(赤い)ほど、その部分の水圧が高いことを示しています。 水圧分布を比較すると、T31よりもT32の方が赤い部分が少なく、色のついた面積が小さいことが分かります。
これは、T32の方が、接地面の水を効率的に排除でき、ウエット路面でも(T31より)しっかりと接地できることを表しています。

このようにシミュレーションにおいても、パルスグルーブを搭載したT32の排水性の良さが確認されました。

さらに実際にウエット路面を走行した時の排水の様子を見てみましょう。
こちらの動画は、透明なアクリル板の上に水を張り、その上を通過する様子を下から高速度カメラで撮影した動画です。


T31 排水検証



T32 排水検証
T32の映像を見ると、T31に比べて次のような違いがあることが分かります。

接地面内の白い線のような部分が溝の部分ですが、この部分もT31では本来溝があるべき部分に水が流れておらず見えにくくなっている部分もあるのに対し、T32ははっきりと線(溝)を見ることができます。更に詳しく見ると、T32の方が溝の中の水流の勢いも強いことが分かります。

このように、シミュレーションだけでなく、実際の走行試験においても、T32の排水性の良さが確認されたのです。
このタイヤで
「二輪車用タイヤに爪痕を残したい」



ー「開発当初は賛否両論ありました。『(見た目が)気持ち悪い』とか(笑)」

たしかに、実際にT32を店頭で陳列されているのを見て、違和感を覚える方もいらっしゃるでしょう。パルスグルーブを導入したT32は、これまでの二輪車用ツーリングタイヤとしては一見して異彩を放っています。

ー「いろいろとご意見をいただいたんですが、機能面においては各種試験や実走評価で問題ないことを確認しましたし、なにより、ヨーロッパをはじめ海外からは『面白いじゃん、これ!』という感想もいただいて、自信が確信になりました。」

原田はULTIMAT EYE™での検証や研究だけでなく、実際にテストライダーとともに多くの試作品と長い時間をかけて実車評価をも行いました。

試作タイヤをプルービンググラウンド(ブリヂストンのタイヤテストコース)に持ち込み、テストライダーの評価を聞きます。そこで改良点が出てくれば原田自身がタイヤグルーバーという機具で溝を彫っていく。彫っては乗り、彫っては乗り...を何度も繰り返し、テストライダーとともに、性能を磨き上げていったと言います。

ー「僕もバイクが好きなんで、やはり、ライダーのフィーリングは重視します。今回"接地感"に重点を置いて開発しました。例えば溝をたった5ミリ伸ばすだけで全くハンドリング特性が変わってきたりします。わずかなパターンの違いでも大きく性能に影響してきてしまうんです。」

シミュレーションや基本的な検証実験でよい結果が得られたとしても、最も重視したのがライダーの感性。その自信を裏付けるように地道な努力があって開発されたのが、このT32と言えるでしょう。

ー「このタイヤで、業界に爪痕を残したい。」

原田がテストコースで削っていたのはタイヤではなく、これからの二輪車用タイヤの常識を変える未来への爪痕だったのかも知れません。
開発者の原田陽一(株式会社ブリヂストン タイヤ開発第4部門 MCタイヤ設計第2課)
開発者 原田陽一(株式会社ブリヂストン タイヤ開発第4部門 MCタイヤ設計第2課)
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BATTLAX SPORT TOURING T32
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宮城光が冬のワインディングをT32で駆け抜ける!

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